走行距離は査定基準の一つ!売るなら早めに買取に出す

走行距離が少ない方が買取に有利な理由

使わなくなった車を業者に買取してもらう場合に重要なポイントの一つが走行距離です。消耗品である車は使用に伴ってエンジンを始めとしたパーツ類が徐々に劣化をしていきます。とはいえ、どんなに詳しい知識を持っている人でもパーツを見ただけで残りの寿命を判断することはできません。そこで目安となるのが走行距離です。買取業者の多くは査定をする時に走行距離でパーツの消耗度合いを見極める形を取っています。そのため、走行距離が多い車ほど各パーツの消耗度合いが激しいと判断されて査定額を安く設定されてしまうのです。中古車を少しでも高い値段で処分をしたいのであれば、早めに決断をすることが重要と言われるのはこれが理由になります。

高額査定に繋がる走行距離の目安

車の査定は業者ごとに設けられている基準やスタッフの判断で変わってきますが、高値で売却できる走行距離の目安は5万km未満と言われています。ローンの支払いが終わったばかりの所謂3年落ち、5年落ちと呼ばれるこの手の車はパーツ類の消耗が少なく買取後に高値で販売することが可能です。これが高額査定に繋がる理由と言われています。ただし、同じ5万kmでも販売されてから10年以上経過している場合は別です。殆ど乗らないまま放置している車は使わないことが原因でパーツに不具合が起きるケースもあるので5万k以下でも安くなってしまいます。5万km以上は大幅に査定額が下がり、1万km増えるごとに数万円単位で金額が減っていくので注意が必要です。